思い起こせば高校生の頃だったでしょうか‥。
幼いときから歯茎が弱く、歯をみがくときはいつも出血していました。虫歯にもよくなったし、歯科検診のたびに、歯石がたまっているので取った方がいい、もっとしっかり、時間をかけて歯をみがくようにと言われ続けてきました。 歯茎が弱い、歯をみがくときに歯茎から出血するというのは、歯周病になりかかっているからと言われ、一時期、治療のために歯医者にも通っていました。
しかし、歯周病というのはすぐには治らないので、長い間歯医者に通い続ける必要がありますが、仕事が忙しいなどを理由にして、結局、完治する前に行くのをやめてしまっていました。
それがある日、このままでいけない、と痛感する出来事がありました。 それは自分のかわいい娘から、「パパ、お口が臭い」と言われたのです。
言われたときは、思い当たるようなことが全くなかったのですが、その後よく考えてみると、ひょっとして歯周病が原因になっているのでは?ということを思い出しました。歯周病は口臭の原因のひとつになるということを、何かで読んだ記憶があるからです。
確かに、今でも歯磨きをすると、歯茎から出血します。歯茎はやわらかく、ためしに指で押してみると、ムニュっとへこみます。そしてよく見ると、前歯が長くなったように見えました。これはひょっとして歯茎が減ってきたんでは?という思いがよぎり、急に不安な気持ちになってきました。
このままでは若くして歯がなくなってしまうのでは??と。
これはなんとかしないといけないな、と思い、すぐに歯医者に行くことにしました。
最初の診断では案の定、「歯周病が相当進行していますね。ちゃんと治療しないと、若くして入れ歯になってしまいますよ。」と、きれいな歯並びをした先生に言われました。 そうか、なら、しっかりと治療しないと、ということで、その日から週に一度、歯医者に通うことにしました。
口臭もやはり、歯同病が原因になっているということで、娘に口が臭いといわれないためにも、歯周病を治療する決意を固めました。
しかし、治療には時間がかかります。ある程度治るまでは、口臭はなくなりません。 どれくらい続くかわからない治療なので、それまでの間、口臭をなくす方法を探さなくちゃと思い、ドラッグストアーに通う日々が始まりました。
今まで全然気がつかなかったのですが、口臭を対策するためのグッズにはさまざまな種類があり、そのどれもが、いかにも効果があって口臭がなくなってさわやかな息になる、ということが書いてあります。
どれがよいのかわからなかったので、最初は何種類も買い込んで使ってみましたが‥‥。効果がなかったり、あったとしても長続きしなかったりで、満足できるものを見つけることはできませんでした。
そんな中、ある日、ひょっとしたら歯医者さんなら何か知っているのでは?と思い、間いてみました。 歯や口の中のことについて、一番詳しい人を見逃していたことに今更ながら気がついたんです。
そうしたら、「これは、患者さんに結構評判がいいですよ。」と教えてくれたのが、なたまめ茶でした。
なたまめ茶? 何それ? なたまめのお茶? 「なたまめ」という豆があることを、そのとき初めて知りました。 ネットで調べてみると、「なたまめ」というのは、巨大なさやえんどうみたいな植物で、カナハニンという成分が豊富に含まれていて...といったことが書かれていましたが、要は、「健康茶」ということでした。
そして、なまため茶として売られていたのは、なたまめに玄米茶や黒豆など、健康によいとされている色々なお茶をブレンドしたものでした。
私が購入したのはティーバッグになっているもので、普通の紅茶のように、水かお湯を注ぐだけで簡単に飲むことができました。
さすが歯医者さん、やっぱり知っていたんだ、どうして早く気がつかなかったんだろう、とちょっと悔やみましたが、今からでも全然遅くないと気を取り直し、さっそく日に三回、毎日続けて飲んでみることにしました。
ただ歯医者さんからは、「それほど効果がない患者さんもいますよ」と言われていたので、もし効かなかったらどうしよう、という一抹の不安はありました。
そして、1ケ月飲み続けてみた結果は‥。
自分で息の臭いを嗅いでみると、あのいやな口臭の臭いが全くしなかったんです。 そしてそれが一時間たっても二時間たっても変わることなく、におうことはありませんでした。
これはいい!!と思わず有頂天になり、さっそく娘にためしてみました。
娘の顔の前で、「ハァー」と思い切り息をふきかけてみたんです。「なんかいい匂いがするね。パパ、お口、臭くなくなったんだ!!」 という娘の言葉‥。
まだ歯医者通いは続いていますが、口臭に悩むことはもうなくなりました。